
TOEIC攻略のカギの一つ単語力。
私は、「TOEIC 500点以上取れる人はまずは公式問題集や分野別問題集をこなし、勉強の最終段階で”覚えておくべき単語に漏れがないか”確認するために単語帳を使う」ことをお勧めしてます。
もちろん単語力は多くあるに越したことはないのですが、単語帳をひたすら見て覚える勉強法は記憶に定着しづらいので単語帳”だけ”をひたすらまわす勉強法はあまりお勧めできません。
TOEICの単語帳は様々販売されていますが、本日はとくに有名な3冊に絞ってレビューしていきたいと思います。
もくじ
やっぱりTOEIC対策にはTOEIC用の単語帳がいい
ここで、読者の方は一つの疑問を持つかもしれません。
それは「TOEIC専用の単語帳を使ったほうがいいのか、それとも例えば大学受験や英検用の単語帳でもいいのか」ということです。
結論から申しますとやはり「TOEIC対策にはTOEIC用の単語帳がいい」です。
というのも「TOEICという試験は結構パターンがある試験であり、ある程度頻出の単語やフレーズというのも決まっている」からです。
もちろん、同じ英語の試験である以上大学受験用や英検用の単語帳が全く役に立たないということはありません。
しかし、「最短時間でTOEICの目標点数に到達する」という観点からは、素直にTOEIC専用の単語帳を使ったほうがいいです。
と前置きはこのくらいにして、ここからは多くのTOEIC受験生に評判が良い単語帳をご紹介していきます。
Amazonレビューを見るとほかにも評価が高い単語帳はあるんですが、この記事では実際に私もTOEIC受験時代に使っており、その効果を実証した単語帳のみ厳選してご紹介します!
金フレ・プラチナボキャブラリー・世界一わかりやすいシリーズ
はい。私のおすすめはズバリこの3冊になります!
この3冊を比較すると次のようになります。
タイトル | 特徴 | 推奨レベル | 的中度 | Michi独断ランキング |
新TOEIC?TEST 出る単特急?金のフレーズ | 目標点数別(600点・730点・860点・990点)に章が分かれている | 現在400点以上なら使用可と思われる。990点まで幅広く対応できる。 | ◎ | 1位 |
TOEIC?TEST本番そのままプラチナボキャブラリー | 基本的に問題形式別だが、900点越えのための難単語は最後にまとめられている | 現在400点以上なら使用可と思われる。990点まで幅広く対応できる。 | ◎ | 2位 |
世界一わかりやすいTOEICテストの英単語 | 勘違いしやすい単語単語やTOEIC特有の単語というカテゴリでまとめられている | 現在400点以上なら使用可と思われる。他の2冊と違いこの本だけでは990点は難しいか。 | 〇 | 3位 |
新TOEIC?TEST 出る単特急?金のフレーズ
通称金フレ。TOEIC受験生の間で知らない人はいないんじゃないかというくらい有名な本です。
この本のいいところは目標点数別(600点・730点・860点・990点)に章が分かれており、受験生は目標点数に応じて必要な章だけをやれることです。受験生の勉強効率をよく考えた本だと思います。
あと、著者(TEX加藤先生)がTOEICを毎回欠かさず受験しているためTOEICの最新の傾向も反映されています。これも素晴らしい点です。
どれか1冊をやるなら、私は迷わずこの金フレをお勧めします!

TOEIC?TEST本番そのままプラチナボキャブラリー
こちらの受験生の間では有名ですね。
TOEIC業界では有名なHUMMERこと濱崎潤之輔先生が書かれた本です。
この本の特徴は、メールや電話等出題形式別に頻出単語がまとめられている点です。あとリーディングの勉強にもなるよう文章が丸々載ってたりします。文章の中で単語がどのように使われているかわかるようになっているのが特徴です。
あと、900点以上を目指す人向けの難単語は最後の章にまとめられています。前出の金フレには掲載されていない単語も載っているため900点以上を目指している人は金フレの860点・990点の章ととこの本の難単語の章だけやるというのも手だと思います。
また、濱崎先生もTOEICを毎回欠かさず受験しているためTOEICの最新の傾向も反映されており信頼できる1冊となっています。

TOEIC L&Rテスト本番そのままプラチナボキャブラリー/浜崎潤之輔/ジャパンタイムズ/ロゴポート【1000円以上送料無料】
世界一わかりやすいTOEICテストの英単語
こちらは前2冊と比べると知名度では少し落ちるかもしれません。著者は大学受験の英語では超有名な関正生先生です。
この本は1語1語、単語の成り立ちや用法についての解説が掲載されています。例えばvaluablesだと、「valuableは形容詞「貴重な」が有名ですが、TOEICでは名詞「貴重品」も重要です。TOEICに限らず海外旅行中もホテルなどでよく見かける単語です。」と単語の意味だけでなく周辺知識も身に着けられるよう配慮されています。
この本の残念なところは刊行が2015年とやや古く、一度も改訂されていないため最新の傾向からずれた単語が一部掲載されている点です。しかし単語について1つ1つ解説があるので記憶の定着という点ではこの本は他2冊より優れていると思います。もし他2冊をやってみていまいち合わないなと感じたら思い切ってこの本に取り組んでみるのもよいかと思います。

また、書籍ではないのですがTOEICによく出る単語を語源から詳しく説明してくれているオンライン講座があるのでこちらも併せてお勧めいたします。
スタディサプリENGLISH
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以上、TOEIC単語帳3冊についてレビューしました。
今回の記事が皆さんのお役に立てば幸いです。
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